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プロフィール
テンプレート:Colour
Rognar1
所属: ミラージュ騎士団
身分: 騎士
天位騎士
A.K.D.全軍及びF.E.M.C.最高司令官
バビロン王国国王
A.K.D.貴族院議長
騎士№: 4R
ファティマ: イエッタ
エスト
MH: 雷丸
ヤクト・ミラージュR
クラウド・スカッツ
L.E.D.ミラージュ
バビロンズ
コミックス登場: 1,3,5,7,8,10巻
  


ファルク・ユーゲントリッヒ・ログナー

人物[]

A.K.D.構成国の一つ・バビロン王国の王で、ミラージュ騎士団のリーダー。天位騎士で「暗黒騎士(スターレス・ファイター)」の異名を持つ。A.K.D.の皇位継承順位第13位でもある。

初代天照帝(レディオス・フォーカスライト)がナ・イ・ンから譲り受けたドウターチップを用いている為に死んでも再生可能とされる唯一の人間であり、永遠の命を持つ天照に最後まで付き合っていく。物語は彼の言葉で締めくくられると作者は公言している[1]。パートナーはバランシェ・ファティマイエッタ。彼の正式な妻でもある。

A.K.D.右大臣兼総軍司令官(三軍司令官の上官)兼貴族院議長、ミラージュ騎士団総司令兼右翼大隊司令という重要職をいくつも兼ねる立場ではあるが、公の場に出ることはほとんどなく、バストーニュでのレディオス・ソープの護衛、ハクーダ侵攻時に於けるコーラス3世の救出とハクーダ国内での反皇帝煽動工作、魔導大戦でのワスチャ・コーダンテのサポートなど、どちらかと言うとアマテラスの勅命を受けての隠密裏の単独活動が多い。

物語の設定上最強の騎士だが(パワーバランス的には騎士はおろか最強のMHであるL.E.D.ミラージュをも上回ると設定されている)、劇中では格下相手にスピード線だらけの描写がされるか、相手が恐れをなして逃げていくか、抵抗する間もなく倒される場面がほとんどで、本格的に戦っているシーンは今のところブラック3事件時のボスヤスフォート戦のみである。

そのボスヤスフォート戦では、ボスヤスフォートが「ルシェミ」で創り出したMH並みの魔物を、後にマキシに伝えることになる「マキシマム・バスター・タイフォーン」で倒し星団最強の片鱗を見せるも、不意打ちを受けたサリオンを身をもって庇って死亡する。ドウターチップによりすぐさま胎児として復活し、3030年からの魔導大戦に参戦する。

ログナーという名前はアマテラスの娘、カレンによって名づけられたものであり、元々の存在は古代ジョーカー時代カラミティ星の王女、アイエッタの全能細胞より生み出された同一のDNAを持つ数万体の「作られし者」の中の一人である。他の数万体の中には御伽噺になってしまうほど太古の伝説「命の水」物語に登場するカラミティゴーダーズ王や、AD9(ナ・イ・ン)を護る為に人間ではない存在「サタン」の皇帝・タンツミンレと戦い命を落とした者もいた。それら数万体の"ログナー"が一人また一人と命を落とす度に残された"ログナー"達に記憶が引き継がれて行くという[2]。そして現在、ミラージュ騎士団に所属しているログナーは、ジョーカー宇宙に於ける最後の"ログナー"であり、ドウターチップによるクローン再生により存在を維持している。それ故に超帝国時代の騎士を遥かに超える能力と太古に亘る記憶をずっと維持し続けており、星団歴の剣聖の称号すら一切興味を持つ事は無く、むしろログナーが言うところの「ただの人間」であるカイエンと能力を比較されることすら嫌っている。

モーターヘッドに搭乗している場面は少ないが、作中及び公開されている設定では、魔導大戦ではダイアモンド・ニュートラル作の「雷丸」を駆り、3239年カラミティ星侵攻戦ではヤクト・ミラージュオレンジ・ライト)を、4100年ウピゾナ・バーデンバーグを崩壊寸前のフロート・テンプルから救出した時はスピードミラージュ2号機「ヴォルケシェッツェ」に搭乗。さらにバビロン国王騎として儀礼用にL.E.D.ミラージュの外部装甲を換装した「ストライクル」も有する。

性格は基本的に冷淡でそっけないが、照れ屋でもあり、図星を突かれた際には「あーうるさい」と言いながらそっぽを向く癖がある。かなりのぼやき屋かつ毒舌家でもあり、イエッタや部下にブツブツ文句を言っている事が多い。天照家の人々やクローム・バランシェなどごく一部の親しい人物、外国要人を除いては極めて辛辣な言葉を吐き、ブラック3の襲撃の際には「前日から楽しみにしていたおやつの大福餅を(ブラック3のせいで)食べられなかった。貴様らには(大福餅の)餡の中のアズキ一粒の価値もない」と(ドイツ語のスラングで)言い放ち、ボスヤスフォートらを格下扱いしている。反面、部下からは陰で「ムッツリスケベ」と呼ばれており、『月刊ニュータイプ』連載時の表紙ではしばしば「エストの足首」について異常な執着を見せるシーンが描かれている。

クローン再生できるとはいえ肉体の成長過程は普通の人間と同じであり、魔導大戦ハスハに降り立った時は子供の姿であった。(ワルツ・エンデを名乗る)カラミティ戦では老人の姿で登場し、4100年には再度再生したのか若返り髪型が3010年までの時と同様ストレートヘアーになっていた。

ギャラリー[]

脚注[]

  1. ただし「F.S.S.DESIGNS 1」発行後、「『ファイブスター物語』という物語の終焉を告げる言葉の語り手」に関する設定が変更されたらしく、F.S.S.公式サイト(永野護公式サイト[1]内)のキャラクター紹介ではログナーの紹介文からこの旨が削除され、代わってファティマアトロポスの紹介文に「彼女の言葉によって物語は終わる」との記述が設けられた。
  2. 「F.S.S.公式サイト」に拠ると、ログナー達の記憶は自動的に引き継がれるわけではなく、彼らの情報や記憶をモニターしている「あるもの」が次なるログナー達に「教えている」との事である。
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