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所属: | ミラージュ騎士団 |
身分: | 騎士 |
騎士№: | 20R |
ファティマ: | バーシャ パルスェット |
性別: | 男性 |
ヨーン・バインツェル
人物[]
出自は惑星ボォスの平民で、幼少での騎士能力発現に伴う周囲からの妬みによる家族離散に発する。
2995年、壊れファティマのバーシャ(正体は次代の黒騎士探索状態のモラード・ファティマ エスト)との出逢い、生活と騎士教育を受ける中で彼はバーシャを直しパートナーとして騎士になる決意をする。
その後バーシャから騎士の心得と数々の剣技を教わる中で腕が立つと名が広まるも、デコース・ワイズメルとの私闘で敗北。
バーシャは最強騎士の一人としての資質を持つデコースからヨーンの命を守るべく、エストに戻って黒騎士と認めて共に去ることを選択。
目の前でデコースを選び、バーシャと呼んでも振り返らない彼女の姿が以降彼を苦悩させる。
結果として彼はデコースを倒すと決意し、(バーシャを連れ去った騎士であるデコースの騎士らしくなさをなぞらえてか)「騎士は汚いもの」であるとして蔑み、彼自身が騎士になることや騎士(含:ファティマやモーターヘッドの所有)自体をも嫌悪・否定・拒絶するようになる。
これらを以って、デコース討伐 や 騎士嫌いを根底とした彼の行動が顕著となっていくが同時に、騎士嫌いがらみが原因な諍いやトラブルも生じていく。
2997年、カステポーのWAX TRAXを訪れ、ボスヤスフォートに殺害される直前のヤーボ・ビートを見かける。
3001年、工場製ファティマ「パルスエット」を路上で救助した折に身柄保護を買って出たアイシャ・コーダンテと キュキィに出会う。しかしアイシャと殴りあう喧嘩の末立ち去る。この時騎士への嫌悪を募らせつつ、デコース討伐の決意を口にする。
その後高等教育を受ける事を望んでナトリウム・シング・桜子の勧めでデルタ・ベルンのフェイツ公国に渡る。
3030年、魔導大戦開戦をフェイツ公国で迎えた後に ナイアス・ブリュンヒルデと共にハスハ入りするも、ナイアス率いるブーレイ傭兵騎士団への勧誘を受けたことでナイアスとは行動の袂を分かつ。
この時ナイアスは彼に対し「騎士とは何だ?」と問い、彼から騎士への断固とした嫌悪などを聞いたことから「(彼にとっての真の?)騎士とは理想そのものなんだね」と評し、彼にとっての騎士観を深く洞察した。
その後ムンスターにて偶然 、マロリー・ハイアラキと行動するアイシャを発見。 デコース討伐・バーシャ奪還利用の為に近づくも、逆に二人によって"捕獲"される形で再会。改めてアイシャに対し協力を要請する。その願いを聞き入れたアイシャの指示により、彼女の保護下にあった「パルスェット」と契約し、パートナーとして行動を開始する。
人間性については作品中でも非常に珍しい、主人公然としたキャラクターである。
(ナイアスとの離別の際に評されたように)真の騎士たるやどうあるべきかという理想を持っている為か、
- 正義感が強いどころではない
- 根っからのお人よし
- それらゆえに誠実さが抜けず、普段の斜に構えたアウトロー然とした態度も結局は徹底出来ないことがある
パルスェットの所有契約成立は、これらの点に付け込んで「パルスェットを道具のように扱おうとするかの如く振舞った」アイシャとの口論の末、うかつにも契約の所作を踏襲して(させられて?)しまった結果である。
※パルスェットは3001年に路上で彼に助けられた上でアイシャに身柄を保護される。その際彼女は彼に対しマスター(所有者適合の)認識を示していた。しかし彼が騎士の力を示しながらも自分は騎士ではないと拒んだ為にアイシャが激昂。喧嘩の末に彼が立ち去ってしまったことから、彼女のマスターは不在のままだった。(それ以来アイシャがいつか彼に突き返そうとしていたかどうかは不明)
騎士として他の騎士やマイト(ガーランド)からの評価についても高い。
ミューズ・ヴァン・レイバックは、破裂の人形を駆る力を持っていると言い、母国に誘ってもいる(結局断られたが)。
東の君は、ヨーンが自分の左腕を盾替わりにしてデコースの剣先変え、首が飛ぶのを防いだのを見て、強天位ジャコーやマヨール・レーベンハイドと同じレベルと評し、追者を彼に付けている。
アーレン・ブラフォードは、騎士としての彼のタイプを、「品のある立派な騎士の基本を持っている」と評述。
アイシャはバーシャが、幼い彼と暮らしていた間に、「超一流の騎士として鍛え上げ終えている」と推称した。
スティール・クープは、ノルガン・ジークボゥが瀕死の重傷を追った際に、パルスェットが行った救命措置を絶賛。ファティマの行動はマスターに左右されるとして間接的にヨーンのファティマのマスターとしての資質を高く評価した。
彼らの曰くを総じて、騎士としての資質は充分だが、騎士または人としての経験が足りない模様である。
常に女に育てられている男でもある。心に何かしら傷のある女性は、決して彼を放っておく事が出来ない。アイシャやナイアスでさえ彼に無用の世話を焼いてしまう程であり、ちゃあや桜子がはからずしも深く関わってしまうのは当然である。
なおライト20はアーレン・ブラフォード入団以前に別の騎士に内定していたが、宇宙船の事故で死亡してしまったため、ナンバーと入団時期とが前後している。[1]
『プロムナード』ではメサ・ルミナス学園でのちゃあの先輩「ジョーディ」として登場。端正な顔立ちと騎士ならではの長身、更には成績が常にトップクラスだったこともあり、学園中の生徒から「プリンス」と呼ばれるほどの人気者となる(その時にちゃあと知り合い、密かに心を通わせる)。3030年の学園卒業時、ちゃあの「自分で解決法を探すこと」という生き様を見て来たジョーディは、学園のクイーンであるキルスティン・スター(≒桜子)の大学進学の誘いを蹴り旅立つ決心をする。卒業パーティの翌日、空港でナイアスの姿をした人物と出会っている。
ギャラリー[]
脚注[]
- ↑ ナンバーについては「BASIC ART OF THE FIVE STAR STORIES CHARACTERS 01「MIRAGE」」で何故かアイシャと並んでミラージュナンバー2をつけた成長後のイラストが存在する。
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