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テンプレート:キャラクターダグラス・カイエン(2600年代~3030)

星団暦281028192970年3030年までの剣聖。A.K.D.子爵、アトール聖導王朝侯爵。身長219cm、体重110kg。太天位を持つ。使用MHシュペルター。パートナーファティマはアウクソー(初期はクーン)。一時「失踪」するなどその生涯には不明な点が多い。母親は超帝國皇女であり黒騎士団団長のヤーン・バッシュ王女、父は筆頭騎士で剣聖のアサラム・スキーンズ。その息子であるカイエンもまた超帝国の純血の騎士であり、まだ産まれぬ前からナ・イ・ンより「カイエン・バッシュ・カステポー」の名を与えられていた。身篭った王女ではあったが純血の騎士の強力すぎる受精卵は自然状態での出産は不可能であったため、受精卵の状態でL.E.D.ドラゴンに託された。数千年後にL.E.D.ドラゴンからクローム・バランシェが受精卵を受け取り、彼の作品であるファティマクーンの子宮に着床させることにより誕生した。借り腹となったクーンの影響で遺伝子がループ状になっており、テロメアがないことから老化することが無く、成人後はほとんど容姿に変化がなかった。また彼自身の精子も卵子を破壊してしまう程強力で、通常の方法では受精できなかった。戸籍上はバランシェの養子となってはいたものの、カイエンはバランシェにとって研究の対象でしかなく、二人の養父子の仲は微妙な関係であった。

前剣聖デイモス・ハイアラキに師事して全ての剣技、MHシュペルター(MHウォータードラゴン)を受け継ぐ。またダイバーパワーも持ち、ハイアラキも習得できなかった剣技「ミラー(次元反転分離攻撃)」を使える。パラサイマル(預言者)としての能力も微弱ではあるが持っていた節があり、ミラージュ左翼大隊反乱時にフロート・テンプルに呼ばれた際には、「デモン」の気配に恐れをなしたり、「オレのカンはよく当たるんだよ」という台詞と共にハスハへ向かうミシャル・ハ・ルンにバスターランチャーを託したりしていた。

若年時はハスハ連合共和国統一に貢献し、時のアトール女皇帝ボルサより剣聖の称号を受ける。次はA.K.D.に渡ってミラージュナイトNo.1になるも、バランシェを暗殺しようとしてアマテラス(の分身であるメル・リンス)の「カルバリィ・ブレード」をくらって半殺しの目にあったらしい。その後、先代アトール女皇帝フンフトにより蘇生された。

蘇生後は特定の騎士団には属さず、カステポーにてヒューア・フォン・ヒッター子爵を名乗りナイトギルドの総評議長に就く傍ら、シルバーナイトの称号とともに裏の世界では「ダークナイト」とも呼ばれ星団随一の賞金首となっていた[1]。放蕩の生活を送っていたが、実子マグダルデプレを出産したヤーボ横死を知り、その生活にピリオドを打ち自らアトール女皇帝ムグミカの元を訪れてエープ騎士団総団長兼ネードル・シバレースに就任する。

魔導大戦開戦直前に自分のパートナーだったバランシェ・ファティマアウクソー」を解除、ミース・シルバー・バランシェに懐園剣(光剣)を託す。開戦後はハスハの王宮に攻め入ったボスヤスフォートに死ぬとわかっていながら相対し、ムグミカの盾となり一生を閉じた。

普段は女好きで節操が無く、とにかく情けない男。その特異体質から子供が出来ないのをいいことに数多くの女性と関係を持っている。相手がヒロインだろうと平気でセクハラめいたことをやり、修羅場になりそうになるとすぐ逃げる。とうとうヤーボを孕ませてしまったときも逃げ回って会いに行こうとしなかった。その結果ヤーボがボスヤスフォートに殺害され、彼がヤーボの持っていたネードル・シバレースの座を継いだのは皮肉と言える。しかしアウクソーに対しては普段から大切に想っており、アウクソーが自分の盾になって瀕死の重傷を負い、プリズム・コークスからたとえ再生に成功しても記憶が無くなると言われた時には騎士の廃業すらをも考えていた。

本気を出すことが無く、期待を裏切ることが多いが、星団最強騎士としての実力は本物[2]であり、本編でもその実力の一端を見せている。そしてダイ・グジャコー等多くの騎士を成長させ、死後も人々の記憶に残る名実共の「剣聖」である。

ギャラリー[]

脚注[]

テンプレート:脚注

  1. ただし、指名手配書には顔写真や似顔絵は掲載されておらず、ヒッターとカイエンが同一人物である事実は「知る人ぞ知る」と言えた(名だたる騎士でも、ミューズ・バン・レイバックや泉興京巴のように、全く知らない人物もいた)。
  2. 本気さえ出せばマキシより強いはず(F.S.S.DESIGNS 3より)だが、劇中で本気を出したのはマドラのスカートめくりだけだった。
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